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赤ちゃんが遊びに集中できるタイミング

  • 執筆者の写真: たいらあきな
    たいらあきな
  • 2024年9月6日
  • 読了時間: 3分


↑唇がとんがっているのは「集中している」のサイン!


“わが子に集中力をつけさせたい”

そう考える親御様は多いと思います。私も然り。


集中力って、生まれつき持ったその子の特性でしょうか。


応えはNo。集中力は環境で育くむことができるのです。

結論から言うと、「集中した経験をたくさん積む」ことです。


自分の幼少期を振り返ってみて、わき目もふらずただただ一心に何かに夢中になった経験ってきっと誰しもあると思います。


そういう経験がたまにあった人より、毎日、いや毎週くらいの頻度でもあった人の方が

集中力って高い傾向にあるんじゃないでしょうか。


じゃあどうやったらその「集中できる経験を積むのか」ということですが

乳幼児期は何よりも「集中できる環境を整える」ことに他なりません。


ポイントは3つ。

①必要なもの以外視線に入れない、静かな場所

子どもは特に部屋が散らかっていたり気になるものが目の前にあったり物音がしたりするとすぐに気がそれてしまいます。

だからモンッテソーリ教室では壁に向かって座る環境が用意されていていることが多いです。


②子どもの今の興味に合わせる

0-1歳の子どもにひらがなを見せても当然興味を持ちません。

赤ちゃんであれば「見る」「引っ張る」や「押す」、「入れる」など月齢を追うごとに興味が次々と変わっていきます(これをモンテッソーリ教育では敏感期と呼びます)。


③今、不快でないこと

これが特に赤ちゃんであれば一番重要なことなのですがざっくりいうと

・お腹が空いていないこと

・眠たくないこと

・場所や一緒にいる人に安心していること

場所見知り、人見知りのある状態で、さぁモンテのおしごとしましょ、といくら大人が働きかけても赤ちゃんは絶対に集中して取り組むことはしません。

まずは安心させてあげること、恐怖心や不快を取り除いてあげること、ここをしっかり整えることで1歳に満たない赤ちゃんでもちゃんとおしごとに集中するんです。


おうちモンテ×語りかけ保育を始めて今までたくさんの赤ちゃんがルームに来てくれましたが、活動的にモンテッソーリのおしごとに取り組むタイミングは午前睡をして目覚めた後、ベビーカーでお散歩してリフレッシュした後、お散歩昼食(ミルク)を終えたタイミングなど一人ひとり様々です。


そして0‐1歳の子どもであればたった2-3分間夢中でおしごとに何度か取り組むだけでも脳にとっても良い刺激を与えていることになります。

2-3分集中できた経験があることで次第に5分、10分とその集中できる時間も長くなっていくのです。


おうちモンテ×語りかけ保育では1回4時間という時間を確保しているからこそ、赤ちゃんの不快を取り除くために時間を使うことができます。そして毎週お子様を預かることで、私もその子の一番活動的な時間がだんだんと分かってくるし、今○○に興味があるからもうすぐ△△にも興味を持つだろうな、と教具やおしごとを準備することができるのでより深い集中に導くことが可能になるのです。


 
 
 

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